プラットフォームの木造トラスシリーズもずいぶん続いてきた感じです。これは東武野田線の岩槻駅のプラットフォームですが、非対称であるところが、特徴的ですね。左の明かり取りのためにこんな感じにしたんだと思いますが、何だかちょっといびつですね。 向こうに見える島式のプラットフォームには行きませんでしたが、きっと対称形でしょう。 それにしても木造トラスはこんな劣化外力が大きいところでもけっこう長持しますねぇ。Simple is the best.という感じかなぁ。 ★埼玉高速鉄道がここまで延... ...続きを見る
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関西地方某私鉄のプラットホームです。よく見てみると、手前のトラスと奥のトラスでは微妙に構造が違っています。トップの部分とか、柱との接合部分とか、ちょっと違うんですね。何か必然性があってこうなったと思うんですが、傾斜かなぁ。 すぐに乗り継ぎが来て時間がなかったのですが、後で写真を見てみると、何か気になりますね。まあ、こんなことを気にするようなオヤジはそうはいないでしょうけど。 ★秋の観光シーズンですからねぇ、何だか仕事以外でもメチャメチャ忙しくなってしまいました。あと、オヤジ特有の時間の... ...続きを見る
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昨日と同じJR某駅のプラットフォームの上屋根ですが、よく見ると、前方部分は増築されていて、奇妙な鉄骨のフレームになっています。それも古いレールを再利用したもののようです。 カーブになっているので鉄骨の方が作りやすかったのかなぁ・・・。でも桁は木ですからね。 いずれにしても、木造トラス同様、こちらもごちゃごちゃしすぎて美しくありませんね。 よけいなお世話ですが、結構観光客も多い場所なのになぁと思ってしまうのであります。 ★金がなかった時代に出来たものなんでしょうかね。これに限らず... ...続きを見る
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JR某駅のプラットフォームの上屋根ですが、何だかすごいことになってますねぇ。こんな訳のわからない小屋組というか方杖にしなければならない理由って、何なんでしょうか。できたときからこんな感じだったんでしょうか。 う〜ん。 ★これもトラスといえるのか・・・。 ...続きを見る
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昨日とは違うJR某駅のプラットフォームの上屋根です。こちらの方杖は普通ですが、正直言って、バランスが悪いというか・・・、あまり美しくありませんね。 う〜ん。 ★こういうのって誰が設計するんですかね。営繕部のような部局があって・・。そういえば幼なじみのHチャンは高専の土木を出て南海電鉄に入ったわけだから、こういう設計もやっているのかなぁ・・・。 ...続きを見る
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某県某ショップの小屋組です。Kおじさんによれば工場を改造したものだそうですが、キングポストの真下にこんな継手をもってくるというのは・・。ふつうはちょっと離しますわね。理屈から言えば、トラスの各部材には引張と圧縮応力しか発生しないことになっているんですが、こんな木造の場合、現実的にそんなことはありえないわけでありまして、2次応力があちらこちらで発生しているわけです。。 添え板との間にシャチのようなものを入れていますが、これで効いているんですかね・・。 結局、下弦材が不陸になって、見た目が... ...続きを見る
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resawn木材のサイズは何ですか
この類の本としては、ありがちな企画で特にどうと言うことはありませんが、昔のお茶の水橋の異様な写真に引っかかってしまって、思わず買ってしまいました。 いくら何でも、トラスの高さというか深さというか、ちょっと長すぎるように思うんですが? ネットを探せばこの橋の写真はいくらでも出てきますので、色んな角度からみることが出来ますが、どうであれ、スパンを考えたら、いくら何でも鉛直の長さが長すぎると思うんですが・・。 関東大震災の時に損傷を受けたそうですから、何かおかしかったのかもしれません。... ...続きを見る
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見ての通りのローカル線です。 鉄ちゃんではないので、ここがどこかとか、列車の種類なんかはどうでもいいんですが、気になるのは待合所の建物ですね。何でこんなに柱が多いんでしょうか・・。トラスの間隔がいくら何でも短すぎるのでは・・。 不思議だ・・。わかりませんなぁ。 ...続きを見る
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所々に柱があって、その上に桁を載せて、トラスの下弦材を支持させているので、トラスそのものは、ひ弱でもかまわないんでしょうね。中間の柱がなければ、こんな断面ですむはずがないでしょうし、両端部分もこんな弱々しいディテールでは危なっかしいですからね。 ヒールに近い所の鉄のボックスは補強なんでしょうが、ホントに補強になっているのかなぁ。まあ、そんなことはどうでもいい話で・・・。観光資源になるかならないかはともかくとして、こういう文化財に補修の予算を付けていただくというのは有り難いことですなぁ。 ... ...続きを見る
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この駅のトラスは、ちょっと不思議でした。お分かりのようにヒール部分にガセットが付いているんですが、何でこんなめんどくさそうな形式にしたんでしょうかね。下弦材をダブルにすればもっとシンプルに出来るのになぁ・・。 余計なお世話、余計なお世話。 ★反省、反省、表現がちょっとおかしいですなぁ。気をつけないとね。 ...続きを見る
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クリックして拡大してから、よく見てみないと分かりませんが、ブルーとグリーンの感じから、大体どこかは推測はできるはずなんですが・・・。 これで、場所だけでなく、いつ?まで分かると、マニアなんですが、この写真だけでは・・・。 まあ、典型的な駅舎の木造トラスですね。 ★いつだったか見た映画「シャーロックホームズ」は、あまりにCGが安易すぎて、ホントにひどかったなぁ。 ...続きを見る
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昨日に続き、昔のトラスネタです。今、もしこんなトラスを作ってしまったら、間違いなく責任者の首が飛ぶと思いますけど、90年前は古き良き時代だったんでしょうね。 まあ、90年間無事に使われてきたんだから、それで良いじゃないかという考えもあるでしょうが、それは構造自体のredundancyのなせるわざであって、あんまり褒められた話ではないと思います。まあ、いずれにしてもこれが大正の文化財であることは間違いありません。 これを見るために、わざわざ電車賃を使って行くとは・・・、物好きの中高年オヤ... ...続きを見る
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どの緯度コンクリートブロックに
これは東北本線の某駅です。機能美ではあるんですが、このトラスが、本当にトラスなのかというと、ちょっとねぇ・・。う〜ん。 ★例によって新木場の某所でO先生と○○話をしていたのですが、一番難しいのは、個々の耐久性能をどう取り入れるのかということかと。 それにしてもO先生の白髪はいつみてもカッコイイですなぁ。ハゲオヤジと呼ばれるのと、ロマンスグレーと呼ばれるのでは「月とすっぽん」以上の差がありますからね。 おニャン子Kくんはまだ大丈夫ですけど・・・。 ...続きを見る
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ご本尊だけではなく、たまにはこんな模型も煤払いを・・・なんて、そんなことはどうでもいいんですが、大スパンを作るのがいかに大変だったかがよく分かります。と言っても、当時は木材しかなかったので、がんばらざるを得なかったということですね。実に素晴らしいわけでありまして・・・。 大貫だけでそれなりの剛性を得るためには、材の断面を大きくする訳にはいかないわけですから、接合部の数を増やすしかないということでしょうかねぇ・・・。 それにしても、トラスは材料節約・・・。最小限の材料で最大限の性能を出す... ...続きを見る
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今日、隣に座ったYさんが、さんざメタルガセットトラスの悪口(もちろんデザイン面のはなしですが)を言っていましたが、木造トラス大好きの私としちゃ、どうにもついていけませんでしたね。 Yさん、この頃元気になってきて、あっちゃこっちゃに書いたりしてるからなぁ・・。 このトラスなんか、100年以上は経っていると思うんですが、耐久性といいデザインといい、なかなかのもんですよね。鉄は木を殺すなんて言っている人たちはこういう構造をどう評価しているんでしょうかね。あたしゃ、けっこう相性が良いと思うんで... ...続きを見る
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いいなぁ。こういうトラスって、実に美しいですなぁ。下弦材も長いランバーを使わないで、そこそこ短いものを、下弦の接合位置をずらしながらダブルにしているのが泣かせます。 このコネクターは日本で開発されたものですが、ステンレス製というのもまた泣かせますなぁ。スパンを飛ばす店舗を安く作るならこれですね。 某工場で等分布荷重の装置を・・・、車で見に行った記憶が・・・、あれはどこでしたかなぁ。千葉の方だったような・・・、港に近かったような・・・、記憶が・・・。 ...続きを見る
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こういうトラスってホントにシンプルでいいと思います。金物、特にかすがいの使い方なんか、ちょっとツッコミたい所ですが、まあ、そんなことはともかくとして、工事費用は安く出来るでしょうし、こんな使い方なら耐久性も問題ないでしょうしね。 建ってからどれくらい経っているんでしょうか。1929年に開業しているそうですから、ひょっとして80年・・・。もしそれが本当なら、立派な土木遺産というか、文化財ですね。 今度行ったときに某大学の某先生に聞いてみなくちゃね。 電話で教えてもらえるかも知れません... ...続きを見る
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某山ケーブルカー乗り場の木造トラスです。これくらいの傾斜のシザーストラスもなかなかデザイン的に素晴らしいと思うんですが・・。ただ、何で普通のトラスにしなかったのか・・・。特に必然性もないように思えますが・・。単なるデザインのためでしょうかね。 昔、アメリカですごくキレイなギャングネールのシザーストラスを見たことがあるんですが、残念ながら、写真が残っていないんですね。何でだろ、う〜ん、思い出せない。 ...続きを見る
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どのように屋外デッキのプライバシーを作成する
都内某所の某物件ですが、これにはホントに色々と・・・。けっきょく、やっきょく、うにゃむにゃ、うにゃむにゃ、うーん。 「おはよう茨城」なんてフジテレビの番組で、300年使われてきたという木の桶(醤油)の取材をやっていましたが、この物件に比べれば・・・。 ...続きを見る
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もちろん木製ではありませんが・・。 トラスが問題ではなくて、天井が・・・。 う〜ん。残念。 ...続きを見る
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スギの構造用集成材と製材を上手く組み合わせた簡易なトラス構造ですね。デザインはともかくとして、こういう構造は、結局のところ鉄骨づくりとの価格競争ということになるんでしょうが、どれくらいの価格差になるんでしょうかねぇ。 余計なお世話ですが、どうしても色が煤けてくるのが・・・。 ...続きを見る
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なぜだか分からないんですが、シンメトリックに見えないんですよね。不思議不思議。 それとワイヤーの接合はどうなってるんでしょうかね。 軽くていいんでしょうが・・・。 ...続きを見る
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いつだったか、谷田部のレンタル資材屋さんで見つけたこの写真のラティス梁は、ドイツでは次の写真のように使われていました。 多少軽かったり、あちこちに隙間があるので、番線でくくり易かったりするんでしょうね。 なるほど、なるほど。 しかし、そんなに高く売れるような製品ではないでしょうね。 ...続きを見る
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結構有名な石造りの建物なんですが、屋根のトラスは木製です。ちょっとすっきりはしていませんが、まあ強度的には十分なんでしょうね。 よくわかりませんが、この当時のトラスはどれも造りが似てますね。倉庫ですから屋根の形がきわめてシンプルなので、何か標準的なやり方があったのかもしれません。 ところで、下弦材の接合部の下につけられている板は何ですかね? 釘打ちしてるのかなぁ? ...続きを見る
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前回同様、デザイン的なことはちょっとうまく表現できませんが、これもなかなかのものですね。製材だけを組み合わせて平行弦トラスのような木組みに使っているのが新鮮です。 まあ、接合部分の力の流れがこれでいいのかなぁという気もしますが・・・。 ...続きを見る
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これは仕事で年に一度おじゃまする某工場の木造小屋組トラスです。まあ、デザイン性ということを無視すれば、非常に合理的というか、早い話が、かなり安くできたでしょうね。 なにしろ、木材は乾燥したスギの正角と半割だけですからね。加工も簡単だし・・・。 もちろん、梁間がもっと長くなるとか、あるいはクレーンを付けて云々ということになると、こんなに簡単にはいかないんでしょうが・・・。 ...続きを見る
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トラスのような・・・、デザインが・・・。うーん。 ...続きを見る
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ずいぶん昔のことなので、もうどこで撮ったか忘れてしまいましたが・・・。うーん。 ...続きを見る
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大変申し訳ありませんが、このネタは撤去します。 ...続きを見る
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すでに一度紹介したネタかも知れません。 方杖を使っているので、あまり、すっきりした感じではないのですが、スギを使っているところがこのトラスのミソですね。 何と申し上げて良いやらわかりませんが、上手く立ち回れば、もっとねぇ・・・。 ...続きを見る
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正直なところ、木造のデザインに関しては、好き嫌いというか、感性の問題があるので、どうのこうの言いたくはないのですが、このトラスはいくら何でもごじゃごじゃしすぎですね。力の流れも何だかねぇ・・。 接合部ももっとシンプルに出来ると思うんですが、何か深遠な意図があるのかなぁ・・・。 まあ、結局、何だか、よう分かりませんなぁ。 それと、写真では分かりにくいのですが、ベイマツの中途半端な乾燥材を使ったんでしょうか、あちこちにヤニがいっぱい吹き出していました。 ...続きを見る
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だいぶ以前にアメリカの某大学で撮った平行弦トラスです。細いパイプの使い方といい、大断面集成材の使い方といい、下地合板の使い方といい、見るからにアメリカンな木質構造ですね。 ただ、ここまでくると、木造だか何だか・・・。それにこういうことをやると日本では色々問題が・・・ありそう。まあ、よくわかりませんけど・・・。 ...続きを見る
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昨年の旅行中、昼食をとったレストランで見た、竹のトラスです。節点は全部「縛り」です。あくまでも想像ですが、今年の5月の地震の時も、恐らくこのレストランは被害を受けなかったのではないかと思います。なにしろ、茅葺きですし、トラス自体も軽いですからね。 ネットで、被害のあった写真を見てみると、やはり問題は組積でしょうね。もちろん、木造も水平力なんぞ考慮しているとは思えませんが・・・。 ...続きを見る
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外から見たところ、下弦材の中央を追っかけ大栓(栓はボルト)継手でつないで、そこにキングポストから鞍金物を出してつり下げています。こんなのでいいのかなぁと疑問に思いますが、100年近くの間、特に問題がなかったんでしょうから、これで良いんでしょうね。 ...続きを見る
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木構造の暗黒時代が明けた80年代後半に出現した新木質構造です。熊本の内陸部にあります。これは3年ほど前の写真ですが、特に問題となっているような点は見受けられませんでした。まあ、材は小径材ですから多少の割れは見受けられましたが・・。 この近辺には面白い木質構造が沢山あります。木造好きにはこたえられない町ですね。 ...続きを見る
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